ITスタートアップ特許コンサルティング


1. Amazonに学ぶスタートアップにとっての特許の重要性
 今でこそプラットフォーマーとして世界的大企業に成長したAmazonですが、規模の小さかった創業当初から特許を重視していました。まだ書籍をインターネットで販売するというビジネス自体が斬新であったころ、ブラウザのクッキー機能に注目し、ワンクリックで書籍の購入が可能となるワンクリック特許を取得しました。

 当時Amazonの台頭に危機感を抱いた大手ブックチェーンストアもオンライン書籍販売に乗り出しましたが、同じくワンクリック機能サービスを導入したため、Amazonから特許権侵害で提訴され、当該サービスの停止を余儀なくされました。

 このようにAmazonは新たなビジネスを企画する場合、必ずミーティングに特許弁護士が参加し、技術・ビジネスモデルを特許でおさえ、他社参入障壁を築いた上でビジネスを展開するスキームを採用し続けています。規模が大きくなっても愚直に創業当初の特許戦略を貫き、現在では年間2000件以上もの特許出願を行っており、最近では無人店舗に関するAmazonGo特許も取得しています。

2.河野特許事務所によるITスタートアップ特許コンサルティング
 河野特許事務所はAI、IoT、ブロックチェーン、FinTechを中心としたソフトウェア特許の権利化を強みとしています。とりわけAI特許については所長弁理士河野英仁を中心としたAI特許弁理士チームにより様々なクライアントにAI特許コンサルティングサービスを提供しています。AIに関してはロボット、医療機器、化学、電池、工作機械、バイオ、運輸、計測機器、金融等様々な分野にサービスを提供しています。

3.ITスタートアップ特許コンサルティングの流れ
(1)特許打ち合わせ
 ある程度技術・アイデア・ビジネスモデルが固まった段階で特許打ち合わせを行います。特許出願前にアイデアを公表してしまいますと新規性を喪失し原則として特許を取得できなくなるため注意が必要です。

 特許打ち合わせ時には所長弁理士河野英仁が参加し、どのような形で特許を取得するかアドバイスします。特にIT、AIに関するアイデアは無形であり、イメージし難いという特徴があります。

 打ち合わせでは20年以上に渡り数々のIT特許を成立させてきた弁理士河野英仁が権利化すべき内容をホワイトボードにビジュアライズし、取得すべき特許のイメージを依頼者の皆様と共有します。

(2)特許出願後の戦略
 特許は出願すれば終わりではありません。後日改良アイデアが生まれた場合の補充の仕方、特許庁での審査をどのタイミングでどのように行うべきかを含めた特許戦略をコンサルティングの一環としてアドバイス致します。

(3)外国への展開
 国内だけではなく米国、中国、欧州、アジア諸国といった外国におけるビジネス展開をも考慮する必要があります。外国での特許の取得の仕方、手続き概要、また外国特許出願助成金の活用法もアドバイス致します。

(4)経営コンサルティング及び法務コンサルティング
 スタートアップ企業にとっては特許戦略に加えて、経営戦略、法務戦略も当然ながら重要な項目です。河野特許事務所では会計士・税理士からなるコンサルティング会社、法律事務所と提携しており、一体となってサポートすることが可能です。

4.ご相談窓口
主担当 河野特許事務所 所長弁理士 河野英仁 まで
下記メールからお問い合わせください。

info@knpt.com


河野英仁  河野特許事務所、所長弁理士。立命館大学情報システム学博士前期課程修了、米国フランクリンピアースローセンター知的財産権法修士修了、中国清華大学法学院知的財産夏季セミナー修了、MIT(マサチューセッツ工科大学)コンピュータ科学・AI研究所 AIコース修了
 AI, IoT, FinTech,ブロックチェーン特許の他、米国・中国特許の権利化・侵害訴訟を専門としている。著書に「世界のソフトウエア特許」(共著)、「FinTech特許入門」、「AI/IoT特許入門3」等がある。

 

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